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代表者のブログ

米国公認会計士ソサイエティに入会

 9月に日本における米国公認会計士の集まりであるJUSCPA(Japan Society of U.S. CPAs)に入会しました。入会資格は、米国公認会計士資格を保有しているか、または米国公認会計士試験全科目合格者となっています。
 ずいぶん前にみたHPから受けた印象と違って、一般社団法人化され活動も充実してきているように感じます。米国公認会計士はそれなりに苦労して取得した資格なので、これを機にセミナーへの参加等、自分にできる活動は積極的に取組んでいきたいと思います。

 ◇これまでに参加したセミナーの備忘メモ(いずれもオンライン)
 2021年10月16日(土)
  第一部:「Introduction to IT Management for CPAs : IT Organization and Roles」
  第二部:「ブロックチェーンのあいう/今年の仮想通貨業界トピック/著作権の理解を踏まえたNFT」
 2021年11月25日(木)
  「Agile-Real World Case Studies Part1 : Product Backlog and Sprint Plan」

 11月のセミナーは、「ワクチン大規模接種会場」で使うシステムの開発をScrum形式で実行しながら"Agile"や"Scrum"を学ぶことを目的に、ワークショップ形式で行われました。
 いくつかあった演習のうち最後のそれは、「予約サイトにおいて、二重予約や迷惑行為を防止するためのUser Storyを3つ書く」というものでした。
 現実の予約サイトでは注意喚起やお願いベースで対処していましたが、これをシステムで対応するとすればどういうことが考えられるか検討するというものです。

 「市区町村での予約との重複予約を防ぐ」というのはかなり難題です。私は、市区町村で既に予約している人は大規模接種会場の予約は仮予約とするという提案をしました。市区町村での予約をキャンセルしたことの報告をもって本予約とするというものです。完璧な防止策を求めるのはとてつもない規模のシステムになるので、提案候補からは外しました。
 考えることは楽しかったですし、演習を通してScrumへの理解はかなり深まったと思います。Scrumの様々な手法(特にSprintと呼ばれる期間を区切って進捗状況を日々確認するやり方)は、プロジェクト開発以外、例えばチームの一般的業務運営でも応用できると思います。当セミナー後半分は年が明けてから開催されるということなので必ず参加するようにしたいと思います。

2021-11-26